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ニュルンベルク玩具見本市「シュピールヴァーレンメッセ」に行ってきました。【知育玩具開発レポート】

2020年02月06日

ENGAGING TOYS(エンゲージング・トイ) チームリーダーの南です。今年もドイツ・ニュルンベルクで開催される世界で一番大きな玩具の見本市「シュピールヴァーレンメッセ Spielwarenmesse」に来場してきましたので、レポートさせて頂きます。

ニュルンベルクトイショー2020レポート

プログラミング・トイについて

昨年はプログラミング×玩具といった、コマンドを登録し、意図した通りにロボットを動かす玩具が多数出展されていました。IT系の会社さんが今後玩具市場に多数参入してくるのかなと想定していましたが、今年は一段落したのか、プログラミング系の玩具は少し規模を縮小し、素材などにこだわった「エコ」をコンセプトとする玩具がちらほら見受けられました。

昨年はプログラミング系のトイを開発すべく情報収集を進めたのですが、結局私たちとしては最適解を導き出すことができませんでした。実はそれはそれで良かったと考えています。流通するいくつかを自身の子供に買い与えてみたり、書籍を買い漁ったり、今後のプログラミング教育というものの実態を理解しようと努めたのですが、まだまだ正解を見つけることができていません。

この辺りは他社様にお任せするとして、やはり私たちとしては子供たちや家族が夢中になれるトイ・「ENGAGING TOYS」を探さなければなりません。

知育玩具QBIニュルンベルクトイショー

ただ毎日のように玩具と向き合っていると、経験からくる先入観が商品開発を邪魔したり、なかなか目の前にあるトイと純粋に向き合えなかったりします。その辺りは昨年入社してくれた若手社員に同行して貰って本当によかったと思います。フレッシュな目は組織にとっては重要な武器になります。

早速持ち帰った資料を基に社内検討会を行ったのですが、時間内に終わらず続きは来週に持ち越しとなりました。実は商品開発というお仕事はなかなかにハードな仕事です。その辺りはまた別の機会で書かせて頂くとしまして、2020年はまた新しい「ENGAIGING TOYS」をご提案できように精進していきます。是非、楽しみにしていてください。

海外知育玩具メーカーとの繋がり

残念ながら一部の出展者からは、いつもより出展者数も来場者数も少ないとの声がありました。いずれ展示会というものがVRなどで体験できるようになったとしても、個人的には年に1度でもニュルンベルクで集まり、メーカーとバイヤーが会話できる場が継続していってほしいと思いました。

過去何年も出展している一部のメーカーさんは、毎年新商品がある訳でもなく、商品自体はそれほど毎年変わらなかったりします。ただ、彼らは本当に玩具が好きなんだな、と毎年感じています。「ENGAGING TOYS」の中では「GEOFIX」や「Xyloba」というブランドがその最たる例でしょう。

知育玩具ジオフィクス開発者マドナー氏と・ニュルンベルクトイショー2020にて

ニュルンベルクトイショー2020にて・ジオフィクスの開発者・マドナー氏と

 

知育玩具「ジオフィクス」ニュルンベルクトイショー2020にて

知育玩具「Xylobe(サイロバ)」ニュルンベルクトイショー2020にて

弊社としてもできるだけ彼らの想いをトイに乗せて情報配信をしていきたいと考えています。早速チームリーダーである私もレポートを執筆させて頂きました。「ENGAGING TOYS」の2020年を是非どうか着目して頂けますと幸いでございます。

ENGAGING TOYS チームリーダー 南

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