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和紙 とは
和紙とは、日本古来からある製法で作られた日本製の紙のことをいいます。
特定の植物の根や樹皮からとれる粘液を利用した、日本独自の技術「ねり」が考案されてから、すき方や技法に特色のあるものが広まりました。
雁皮（がんぴ）・楮 （こうぞ）・三椏（ミツマタ）などの靭皮繊維を原料とする和紙は、独特の色味と地合いをもち、丈夫で変質しにくい特長をもっています。
特に雁皮を用いた和紙は「雁皮紙（がんぴし）」と呼ばれ、美しさと風格が魅力とされています。中でも雁皮と楮を混ぜたものである、「鳥の子紙」は高級品と評されます。
楮は特に強靭で、障子・傘・版画用紙・美濃紙・吉野紙などに幅広く使われています。
三椏は、一般的には証券や紙幣用紙に適するとされています。
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